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甘しょっぱい観劇日和。

週の某日の出来事でございます。

仕事の忙しさがとりあえず一段落し、疲れてはいたが新宿へ用があったので出かけました。

急に思い立つのが、アタシのクセで。

思い立ったら行動しなくちゃ我慢できないのが、悪いクセで。

先日観た、スタジオライフの「LILIES」をもう一度観たくなったので当日券をとり観劇しました。

            Image464 

キャストは前回と同じ、新納慎也=シモンと松本慎也=ヴァリエ。

先日初めて観た時があまりにも衝撃度が大きくストーリーに入り込めない部分があったり、劇団員さん達の事もあまりよく分っていなかったので、前公演同作のDVDを入手したり、劇団の情報とか集めて色々勉強したので、今回はモロに感情移入。

2度目となると1度目では分らなかった部分がよく見えてきます。落ち着いて細部が見えるようになってくると、この物語の深い深いところを探れるようになります。

同性愛を前面に出すというよりも、これはいろんな形の人間愛。

前回のブログではおちゃらけてしまったので、今回は真面目に語ろうかな。

惹かれあうシモンとヴァリエ。シモンは父親の怒りのため鞭打たれ、恐れのために愛しているのにヴァリエを突き放す。

愛するシモンに突き放され、涙するヴァリエ。

愛し合うシモンとヴァリエの二人に嫉妬し、結果としてシモンを不幸にしてしまうビロドー。

他の女性と結婚をしようとするが、本当に愛しているのはヴァリエなのだと告白するシモン。それを受け入れるヴァリエ。

ヴァリエを振り切ったシモンが結婚しようとする年上の女性リディアンヌ。嘘で固めた人生で唯一真実を求めたシモンに裏切られた悲しみと怒り。

帰らない夫を待ちわびる少しおかしくなっているヴァリエの母親のティリー伯爵夫人。シモンとヴァリエのただ一人の理解者だが、夫の真実の姿を知り絶望のあまり息子に自分を殺してくれるよう頼み込み、それが自分への愛だと息子を諭す。

母親のたっての願いに、最初は拒みながならもそうする事が母親の幸せなのだと実の母親を手にかけるヴァリエの慟哭。

行く手を失ったシモンとヴァリエ、二人が選んだ究極の愛への道は死。

いったいどれだけの形の愛があるんだ、こりゃ。

新納シモン、めちゃくちゃ繊細です。ヴァリエを突き放す場面なんか、心のうちの未練がたらったらにじみ出てるし、泣いてるし!自分の正直な気持ちを偽っている苛立ちがとても伝わってきました。視線を集めてない場面での細かい演技が良いです。台詞のない時でも全然気が抜いてなくて(当たり前か)ヴァリエと目で会話、なんてしょっちゅう(照)。松本ヴァリエの頭をなぜるしぐさとか、抱きしめる腕とか手とかに私はすごく惹かれた。ディープなキスも、軽いキスも、相変わらず赤面しちゃうけど、夢見心地な気分にさせてくれます。

松本ヴァリエ、前回観た時よりすっごく良くなってると思った!(←アタシ何様?)華奢だと思っていたけど声が一番出ていたと思えたせいか、なんか今回はすごく大きく見えた。男性を好きになる男性って女性っぽくなるようなイメージがあったけど、松本ヴァリエはちゃんと男性だったと思う。役者さんは自分の出番が終わっても、舞台の袖でたたずんでいたり、座っていたりして舞台上にいるんだけど、そこも私はよく見てました。いったんはけたら舞台セットのように微動だにしないのがほとんどだったんだけど、新納シモンに突き放され飛び出した松本ヴァリエ、舞台の袖の椅子に腰掛けてたんだけど、うつむいている、手で顔をぬぐっている・・・泣いていたの?

ちょっと今回、私は大変失礼な事をしでかしちゃったんだな。

大きめな瓶を荷物に持っていた私は、会場で落としたり割れたりすると迷惑かかってしまうので開演前にクロークに預けたんです。

そして終演後、役者さん達がロビーでお客さんへお見送りをしてくれるというじゃあありませんか。ヴァリエ役の松本慎也さん他、ほとんどの出演者さん達がそこにいる!

で、クロークの受付は・・・あわわわ、クロークの受付は松本さんの立っている場所だ・・・しばらくね、躊躇してたんです。だって、さっきまで舞台にいた人達が目の前にいるなんてアタシには経験のないことだったんですもの。そらもう、恥ずかしくってさ。

でもいつまでもロビーをウロウロしているわけにもいかず、意を決してクローク受付へと近づく私。すぐ目の前の松本さんは帰ってくお客さん達へ「ありがとうございました」と挨拶をしています。恥ずかしいので松本さんの顔から目をそらしながら係りの人に「あの、荷物を・・・」と声をかけるが、係りの人は忙しいらしく私の声に気づいてくれない。(どーしよー・・・)途方にくれる私に、

「あ、荷物ですか?」と声をかけてくれたのは、松本さん!

心臓止まったよ、ねぇさんは・・・そしてその一連の出来事をアタシはほとんど覚えていない。

クロークの札を受け取る松本さんの手が私なんかよりとても細くて綺麗だった事とか、礼を言った私に「ありがとうございました。」と返してくれた時の松本さんの綺麗な顔が脳裏に焼きついているだけで。

正直驚いて、でもとてつもなく嬉しかった!柄にもなく頬染めちゃったじゃん。

でも興奮が冷めてくるとなんて失礼をしたんだろうって・・・だってアタシの荷物を役者さんに取ってもらうのって大変申し訳ないし、その間他のお客さんは松本さんから挨拶をもらえなかったわけで・・・

いや、でも言ってしまおう。

本気で嬉しかった!ありがとうございます!

感激してちょっぴり後悔のあった観劇日和でした。

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コメント

ぎゃーー!!!見に行ったの!?
いーな、いーな、いいなぁー!!
しかも私の(妄想)ヴァリエ様と言葉を交わすなんてっ!
今度詳細をじっくーり、たっぷーり、聞かせてね♪
…って言っても私はまだ忙しくってさぁ(*_*)
今週は難しそうなので、来週あたりでお願いしたいですm(__)m
また連絡するね!

投稿: きーまお | 2009年7月11日 (土) 11時03分

(=^・^=)同じ観劇でも見る度に発見することってありますよネ。
まして、復習までしての熱の入った観覧!!♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!
その分、感動も半端じゃなかったことと思います。

帰りには出演者の方とのハプニングじゃなくて思い出!?まで出来て良かったですネ。
(=´∇`=)羨ましいにゃ~ん。

投稿: シロネコ | 2009年7月11日 (土) 16時53分

再び行かれたのですか★
写真を買われたのですね??
しかも!
大変な思い出ができたじゃないですか!!
 
ほんの少し、荷物を受け取る間に他のお客さんが挨拶をもらえなかったって気にすることが出来る いねむりねこさんがステキだなぁって思いました。

投稿: aiha | 2009年7月11日 (土) 23時51分

お仕事お疲れ様です。
梅雨の時期なので体調には気をつけてお身体を大事になさって
下さい。
もう一度観たくなるような素晴らしい演劇に出会えて良かった
ですねぅhappy01
しかも、お気に入りの舞台俳優さんと話ができたなんて最高
ですね~good
この幸せモンが~この、この~note

投稿: Micchii | 2009年7月12日 (日) 08時58分

>きーまお
まず、スタンドプレー、ごめんなさい!!!
きーまおだって観たかったよね・・・
急に思いたったからってやっぱり言い訳だよね。
本当にごめんね!この埋め合わせは必ずbearing
いつもいつも帰りが遅いね。体壊しちゃわないか心配だよ。その忙しさが一過性のものであるといいね。
アタシのほうは大丈夫!いつでもきーまおの仕事が落ち着くのを待ってるし、連絡も待ってるねー!
美味しいものガツっと食べて、楽しもう!
んで、その時話すね・・・うふふheart

投稿: いねむりねこ | 2009年7月13日 (月) 22時41分

>シロネコさん
想いこんだら一直線、の悪いクセがまた出てしまいました(笑
えっと、でもこの舞台はとても一度では咀嚼できないと思ったんですね。
一度目は驚きの方が大きかったんで。でも、それだけじゃないような・・・何かとらえてないものがある、とね。
結果、2度観して正解でした。ライヴ以外でリピートっていねむりねこには珍しいんで結構自分でもビックリです。おかげで、じっくり堪能できました

で、ハプニングですが、いねむりねこにとっては大ラッキーなハプニングでした!でも、恥ずかしい~sweat02

投稿: いねむりねこ | 2009年7月13日 (月) 22時49分

>aihaさん
そう言っていただけると、いねむりねこの罪の意識が少し和らぎます。本当にありがとうございます
だったら書くな!って言われるんだろうけど・・・これが書かずにいられますか(笑←悪魔なアタシ
もう声をかけてもらった瞬間、意識は遥か冥王星へワープですよ。「え?え?え?」って。
・・・あああ、思い出すとヘタレな自分が恥ずかしすぎて死ぬ。
劇場から家までどんな顔して帰っていったのか、考えただけで死ぬ。
松本さんの顔を思い出すと、シヤワセで死ぬlovely

あ、この写真は劇団の舞台DVDを買ったら、おまけでくれたんですよ。3種類、トリプルキャスト分があったんですが、迷わず新納シモン&松本ヴァリエをチョイス!

投稿: いねむりねこ | 2009年7月13日 (月) 23時00分

>Micchiiさん
ははは、Micchiiさん、驚くなかれ。
DVDは2枚組、別キャスト分あったんで両方観て、舞台も観て、合計4回ですがな。
助けて、Micchiiさーん!いねむりねこ、またアホウになっちゃった(笑
でも、Micchiiさんはいねむりねこのこと見捨てないって知ってるもん、だから安心catface
これからもオカシナ妹を、生暖かい(?)目で見守っててください。
あまりのシヤワセな出来事に、ついブログに書いてしまいました。
もうね、舞台上であんなに憧れた方が目の前にいて、なおかつ声をかけてくださるなんて!
いいの?カミサマ、いいの?

投稿: いねむりねこ | 2009年7月13日 (月) 23時10分

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